sw2.0のコミュ将来亭wikiです。

レギュレーションとか

 上 限:15レベル
 経験点:初期+183000点
 ガメル:初期+366000G
 名誉点:3660点
 成 長:122回

 特典使用:あり
 立場:冒険者(イレブン傭兵団大幹部)
舞台
 ユーレリア地方・ケンネル王国。
 「早々に降伏し、帝国の一部となれ」と告げるレンドリフト帝国と、「我が属国となってくれれば助けてやろう」と謳うユレヒト王国との板挟みを受ける悲しき葛藤の国。自国を大切に思うあまり、国王ジェイムズ・ケンネルは今日も悩み、憂い、ただでさえすくない頭髪をはらはらと散らしていく。
 今回の舞台はケンネル王国の近郊にあるシャダラ山脈。その昔、山脈の西方にはノスフェラトゥが統べる国があったという。
 そこには今も蛮族の勢力が存在しており、ケンネルの前に立ち塞がる巨大門達がその勢力を阻んでいる。

導入

 貴方達は団長ロベルトからの指令で、「1d30+1」日もの間消息を絶っている大幹部・キイチの捜索をしているところだ。そして今は、彼女が最後に目撃されたというケンネル王国の城下に足を運んでいる。

聞き込み判定(任意の技能+知力)

達成値26以下(判定ファンブルでも必ずもらえる情報)
 「ああ、こないだこの依頼を受けた人だね」
 「『シャダラ山脈に潜んでいる蛮族の掃討』ってやつ。普通こういうのってパーティー組んで取り組むと思うんだけど、その人、一人で説明受けに来てさ。こちらも正直心配してたんだ」
 「……こうやって捜されてるってことは無事ではないんだね(ほろり)」
達成値27〜
 「その人? 確か色んな人に話しかけてたね。『シャダラ山脈についてくわしい人はいないか』って」
 「この辺にある薬屋さんとか、冒険者の店とか。仕事の準備に必要なんだーとかいってたっけか」
 「まぁわかる範囲で冒険者の店とか薬屋とか、あと情報屋がいる場所とか教えたよ」
達成値29〜
 「嗚呼、その人なら前にウチで買い物してたよ」
 「山に出る蛮族を倒す際の保険ってことで、ポーションとか買っていったかな?」
 「なぁ、その人そんなに強いのかい? たった一人で蛮族とやりあうとか正気の沙汰じゃないよ」
達成値31〜
 「そいつならウチで情報を買ってったよ。えーと、シャダラ山脈に生息する蛮族にどういうのがどれくらいいるか。っていう情報を、な」
 「支払った金に相応するだけの情報は渡したぜ。山にはゴブリンを始めとした妖魔に、所によってはドレイク。その中でも上位種がわんさかいるって話だ、そんなとこに単身乗り込むとかゾッとしないねぇ」
 「は? 他に情報はだって? ウチは情報屋だ、ほしいならそれなりの金を払いよ」
情報屋に5000ガメル以上の支払いをした場合
 「……コイツぁ最近入ったばっかの情報なんだがよ」
 「あの山には“鬼竜伯”がいるらしい」
 「カルナシオン・ジギスヴァルトっつー流れ者のドレイクなんだが、魔術師の心得があるってぇ話だ」
 「あ? 何で“鬼”竜伯って呼ばれてるかまではわからねぇよ。あー、多分あれだろ。鬼みたいに強ぇってことじゃねぇの?」
 「お前等が捜している女がどれだけ強ぇかは正直俺はしらねぇ。が、魔術極めたヤツってあれだろ? 隕石降らせるって話じゃねぇか。そんな災厄まがいなことされりゃ、流石にソイツも無事ではすまねぇんじゃねぇの???」

ミッション:シャダラ山脈にいる(だろう)キイチを見つけ出せ!

 PCにはイニシアティブ表の順番に探索判定、見識判定、聞き耳判定、尾行判定を振ってもらう。目標値は「28」
 各判定に2回成功することでイベントが進行する
 いずれの判定に対応する技能を持ってない場合、冒険者+器用or筋力or精神(目標値28)に成功することで次のPCの判定に+2のボーナス修正を付与できる
 4巡するまでに成功できなかったら“疲労がたまった”ということで「2d+8」点の軽減不可能な魔法ダメージを受けることになる
探索判定の描写
 まずはキイチの痕跡を探そう
見識判定の描写
 複数の足跡を見つけた、次はこの中にキイチの足跡があるか調べよう
 キイチのものと思しき足跡を見つけた、戦闘をしていた形跡がある
聞き耳判定の描写
 道を進んでいくと何か会話が聞こえてきたぞ? 聞き耳を立てよう
 ※言語は汎用蛮族語
 A「……カルナシオン様、すっかり捕まえた女に骨抜きだな」
 B「ああ、ヨメにするといってたもんな。あの女確かにみれるツラしてるけど、趣味わりぃよなカルナシオン様……オレだったらもっとかわいい女をヨメにするわ」
 C「おいおい、あの方のことは“カルナシオン様”じゃなくて“ゼリクス様”と呼べと、こないだ注意されたばかりだろ」
 A「やっべ、そうだった忘れてた」
尾行判定の描写
 蛮族達がどこかへ歩いていくぞ! キイチがいる場所までいけるかも、ついていこう

 ゴブリン達についていくと、やがて山脈の中腹に辿り着く。そこには洋館があった
 二階建てほどの大きさで、土や石でできたそれは建てられてから100年は経過しているであろうというのがみてわかる。しかし、完全な廃墟というには手入れが行き届いているような痕跡があり、地面にも人の出入りがあることを思わせる足跡がみられる
 洋館に着いた段階で危険感知判定(目標値27)せよ。成功すると二階の窓から何者かが飛び降りてくることがわかる(失敗した場合ダメージは受けないが飛び降りてきたものの下敷きになる)


 飛び降りてきたそれは貴方達が捜していたキイチその人だった。ただその格好はいつものラフに着崩したコックコートや金属鎧ではなく、ウエディングドレスのような清楚で豪奢なものだった
 「ってて、何とか着地できたか……ん? お前等どうしてここに?」
 「あー、オレがドジったのの尻拭いに来たのか。わりぃな手間かけさせて」
 「大丈夫だったかだって? うん、無事無事。このとおり五体満足健康体よ」
 「ついででわりぃんだが、もう少し付き合ってもらっていいか? 手前の武器や鎧回収しないとだし、何よりこれじゃ依頼完了にならんしな」
「ゼリクス」という単語をキイチに話した場合
 「“ゼリクス”? 確かにそういったのか?」
 「……その名前には一人心当たりはある。だが、それはありえねぇことだ」
 「そいつは……」

クライマックス

 ここで聞き耳判定(目標値29)、成功すると貴方達の後ろからクツクツと笑う声が聞こえる。

 後ろにいたのは男だ。陽の光で藍色にみえる黒髪に傷の刻まれた漆黒と灰の角、竜のような皮膜をもつ翼。紅色の瞳は悪辣な笑みを浮かべ貴方達を捉える。魔物知識をするまでもなくそれがドレイク種であることがわかるだろう。男の他に三人、同じくドレイク種が剣を構えている
 「おーおー、今度は“鬼ごっこ”と“かくれんぼ”でもしようってか? なかなか楽しませてくれるじゃねぇか、愛しのキイチちゃんよぉ」
 「そいつらは何だ? ――嗚呼、さしずめ姫(プリンセス)を助けに来た騎士(ナイト)ってとこか……いけねぇ、いけねぇなぁ。『人の恋路を邪魔するやつは馬に蹴られて死ね』って人族の言葉になかったか?」
 「まだ俺が誰だかわかんねぇってツラしてるなぁ、キイチ。お前の“初めての男”だってのに、覚えてないとかショックだわ」
 「――“ゼリクス”っていえば、思い出してもらえるか?」

 「……その名前はムカつくほどに覚えがある。だが、この時代にはありえねぇ名前だ」
 「オレが知ってるそいつは魔法文明時代の存在だし、そもそもオーガだ。ドレイクじゃねぇ」
 「レ=マリアのサロンでたむろしていたオレにそいつは求婚してきた、タイプじゃなかったんで断ったがな。その腹いせにオレを拉致して、……結果論だが、オレを助けに来た兄貴に殺された筈だ」

 「そうそう。お前に求婚して即行でフラれ、腹いせに拉致したもののお前の兄貴に殺されたオーガのゼリクスさ」
 「――だが俺は“カルナシオン・ジギスヴァルト”というドレイクとして転生を果たした。前の記憶を有して、な」
 「あの日、お前をこの目でみた時は震えたぞ? まさか子孫でもねぇ、生まれ変わりでもねぇ、まぎれもない本人がこの時代にいるとはなぁ……心が躍った。そして、俺は決心した。今度こそ、お前を俺の“妻”にすると!!」
 「あくまで『嫌だ』っていうなら仕方ねぇ。今度こそ、力ずくで俺のモノにしてやろう!!!」

今回の敵 一覧

 「鬼竜伯」ゼリクス=カルナシオン・ジギスヴァルト 1体(敵後方)
 ドレイクバイカウント 3体(乱戦)

 ※キイチは支援ダメージとして「威力PCレベル合計+15」点の物理ダメージとして処理する
「鬼竜伯」ゼリクス=カルナシオン・ジギスヴァルト(ドレイクカウントウィザード・ビフォアオーガ)
 モンスターレベル20 かけら20個入り 部位統合 固定値
 知能:高い 知覚:五感(暗視) 反応:敵対的
 言語:交易共通語、汎用蛮族語、ドレイク語、魔法文明語 生息地:シャダラ山脈
 知名度/弱点:平均+5/平均+9 弱点:魔法ダメージ+2
 先制:平均+8 移動:30/60(飛行)
 生命抵抗:平均魔力+8 精神抵抗:平均魔力+8

 牙&翼 命中:平均回避+7 打撃:2d+20+魔力 回避:平均命中+8 防護20
 HP:PCの合計体力+260 MP:227

 ●全身
  戦いの達人 バトルマスター習得
  ○純エネルギー属性無効

  ☆練技
   ビートルスキン、キャッツアイ、リカバリィ(9点回復)
   ジャイアントアーム、スフィンクスノレッジ

 ●胴体
  〆真語魔法、操霊魔法15レベル/変動(平均精神抵抗力+7)

  □〆魔法適性
   魔法誘導、魔法収束、魔法制御、魔法拡大/数、鷹の目、マルチアクション
   ルーンマスター、ワードブレイク

  〆エネルギーブレス供進振兩弧芯餽魁棕掘神弧芯餽魁身掌
   形状:50m 対象:半径6m/20
   「2d+25」点の純エネルギー属性の魔法ダメージ

  〆強化魔力撃 ステータスに加味

 ●翼
  ○飛翔
   HPが130減ると命中・回避−2

 ○三部位として扱う
  HP130減少で二部位、260減少で一部位になる
ドレイクバイカウント
 モンスターレベル13 部位統合 固定値
 知能:高い 知覚:五感(暗視) 反応:敵対的
 言語:交易共通語、汎用蛮族語、ドレイク語、魔法文明語 生息地:さまざま
 知名度/弱点:15/22 弱点:魔法ダメージ+2
 先制:20 移動:25/50(飛行)
 生命抵抗:23 精神抵抗:23

 牙&翼 命中25 打撃:2d+30 回避:22 防護14 HP:317 MP:223

 ●全身
  ○純エネルギー属性無効

  ☆練技
   ビートルスキン、キャッツアイ、リカバリィ(7点回復)、ジャイアントアーム

 ●胴体
  〆操霊魔法11レベル/15(22)

  □〆魔法適性
   魔法誘導、魔法収束、魔法制御、魔法拡大/数、マルチアクション
   ルーンマスター、ワードブレイク

  〆燦光のブレス/23/生命抵抗/半減
   形状:50m 対象:半径6m/20
   「2d+18」点の純エネルギー属性の魔法ダメージ

  〆魔力撃 ステータスに加味

 ●翼
  ○飛翔
   HPが257以下で命中・回避−1

 ○三部位として扱う
  257以下で二部位、197以下で一部位になる

戦闘中RP参考セリフ

 「それにしても」「よく似合ってるじゃねぇか、ドレス。わざわざ取り寄せた甲斐がある。まるで花嫁だ……いや、既に俺の嫁だったな」
 「うるせぇ、部屋にオレの服がなかったんだよ! 鎧と武器と合わせて返せ、変態!!」
 「俺のためにわざわざ化粧までしてくれたのか? やはり俺達は最高の夫婦よ!」
 「だーかーらー、夫婦ちげぇし! てか、化粧とか面倒臭くてしてねぇし!!」
 「ということは何もせずキレイということか、それはいい! 惚れ直すというものだ!!」
 「ダメだコイツ、人の話これっぽっちも聞いちゃいねぇ!!!」

エンディング

ゼリクスの死亡(トゥルーエンド)

 ドレイク達を退治した貴方達。辺りは静寂に包まれるも、騒動を聞きつけ外に出てきた妖魔の声がそれを断ち切る。貴方達の実力ならそれらを容易に蹴散らせることだろう。
 キイチは鎧と武器と手前の服を回収してくるといって屋敷に向かう。倒れたゼリクスを一瞥する赤の双眸は、まるで彼を憐れんでいるような印象を覚えた。
 砕けた魔剣の破片を拾い、手の中で弄びながら。彼女はポツリと呟く。
 「……来世ではいい女と結ばれるんだぞ、バカ野郎が」

ゼリクスの生存(特殊ルート)

 ドレイク達を退治した貴方達。やがて喧騒を聞きつけた妖魔が、この場に駆けつけてくるだろう。貴方達の実力なら、蹴散らすことも容易だ。
 応急手当判定なり、【アウェイクン】行使なりでゼリクスは息を吹き返す。意識を取り戻すと、彼は悔しそうに地面を殴った。何度も、何度も。
 「くそっ ちくしょう! 何故そうまでして俺を拒む?! 俺は、俺は! ただ、――初めて好きになった女を、つがいにしたかっただけなのに……!!」
 「……」「鎧と武器、あと服を回収してくるわ」
 キイチはそういって屋敷へと足を運ぶ。一瞬、彼を見つめた赤の双眸には、憐憫の感情を秘めたように思えた。
 「キイチ!」
 屋敷の扉に手をかける彼女に、ゼリクスは叫ぶ。
 「いいか? 俺は今よりも強くなってお前の前に現れる。その時になったら、俺と一対一(サシ)で勝負しろ! そして、俺が勝った暁には――勝者の権限として、俺の妻になれ!!! 絶対だ、絶対だぞ……!」
 「――ならオレは、アンタと再会しないことを切に祈らせてもらおうか」
 やがてゼリクスは山脈から姿を消す。さらに強くなって愛しの君を妻にするために、研鑽を重ねる。
 彼が公爵相当の実力を蓄え姿を現すのは、また別の話……?
おまけ
 カルナシオン:“転生”を意味するスペイン語「レエンカルナシオン」から

コメントをかく


「http://」を含む投稿は禁止されています。

利用規約をご確認のうえご記入下さい

どなたでも編集できます

メンバー募集!