sw2.0のコミュ将来亭wikiです。

レギュレーションとか

 上 限:15レベル or なし(超越・求道)
 経験点:初期+183000点 or 初期+370500点
 ガメル:初期+366000G or 初期+741000G
 名誉点:3660点 or 7410点
 成 長:122回 or 247回

 特典使用:アリ
 立場:冒険者(イレブン傭兵団大幹部or最高幹部)
舞台
 テラスティア大陸とアルフレイム大陸の間にある列島の集まり・ザルセルシア地方
 中でも「人蛮共生」をモットーとするフランルージュ国、その首都から陸路で五日ほど進んだ先にある辺境・ユルディニアが今回の舞台
 人口およそ500人。20年前までは守りの剣の結界はなく、それが原因で蛮族の支配を許してしまったことがある
 支配者となっていた吸血鬼が突如「飽きた」といって行方をくらましてしばらく。戦禍の傷跡は徐々に癒え、剣の結界も設けられた
 ――しかしその結界は弱々しく、いつ消えてもおかしくない……

導入

 貴方達は今、最高幹部の一人であるラルヴァ・ジャンカルロの案内の元、ザルセルシア地方フランルージュ国の辺境・ユルディニアに来ている
 そこの近隣で発生している行方不明事件の調査と解決をするためだ
事件について
  行方知れずになっているのは主に冒険者。次点で行商など
  正直いうと冒険者や行商の行方不明事件は別段めずらしいことではない。が、ここ半月で数が例年より激増
  している
  それが気になったフランルージュ政府は強者揃いのイレブン傭兵団に依頼をしたというわけだ

ユルディニアへ

 空は青から朱へ、朱から藍へと色を変え。西洋の片田舎みたいな田園風景が広がる中、ユルディニア北端にある地方領主のジークフリート邸に辿り着いた。任務の間、部屋を貸してくれることになっていたのである
 屋敷の扉を叩くとメイドが現れ「イレブン傭兵団ご一行ですね、奥様から話は伺っております。どうぞこちらへ」と入るよう促される。
 通された奥には、プラチナブロンドの短髪に金色の瞳をした女性が椅子に腰かけ、同じくプラチナブロンドの髪に金色の瞳をした5歳くらいの少女が彼女の膝の上にちょこんと座っている。

 「はじめまして、私はユルディニアを治める地方領主のディアドラ・ジークフリートといいます。ようこそユルディニアへ。貴方達の武勲はこの辺境にも届いております」
 「ジャンヌ、私はこの人達とお話しするから席をはずしなさい」ジャンヌ「はい、お母様」とてとてと部屋を出る

 「さて。調査の依頼のことですが……申し訳ないんですけど、調査する必要がなくなったんですよ」
 「貴方達が来る数時間前、このユルディニアに行方不明になっていた人達が戻ってきたんです。なんでも周辺の森林地帯で遭難していたらしく、捜索隊が見つけ保護しました」
 「個々では衰弱はあったものの皆命に別状は無く、この事件は“解決されたもの”として政府に報告しようとしていたところなんです」
 「勿論報酬はお支払いします、貴方達からしたら手間賃くらいのものになってしまうかもしれませんが。」
 なお、貴方達をここまで案内したジャンカルロはローブを深く被って己の気配を隠し、必要最低限の挨拶以外で口を開けていない。まるで「自分はいないものとして扱ってくれ」といわんばかりに

 話が終わるとメイドが現れ貴方達を宿泊する部屋まで案内してくれる。その際、異常感知判定(目標値27or34)に成功するとジャンヌの先導についていく冒険者六人を見かけることができる。何処にいくんだと話しかけるならジャンヌは「守りの剣にお兄さん達がもっているかけらを奉納しにいくの」という
 聞き耳判定(目標値29or36)に成功すると冒険者からほのかにムスカリの香りを感じる。しかし、このユルディニアの近隣にムスカリは自生していない。香水でも嗜んでない限りこの香りを纏うことはむずかしい
 すると今まで口を閉ざしていたジャンカルロが「……少し離れる」といって貴方達のもとを去る
行方不明だった冒険者達のもとへ
 行方不明になっていた冒険者や行商は同じく屋敷におり、手当てや療養を受けている。メイドに頼めば彼等がいる部屋まで案内してもらえるだろう
 「いやぁ一時はどうなるかと思ったよ。流石辺境っていわれるだけはあるな、周辺の森林地帯でこうも迷子になるなんて。はは」
 「怪我のほうは大分もち直したよ、でも大事をとって数日は世話になろうかなって思ってるよ」
 「こっちは食糧の商品が傷んでしまって商売あがったりだ。まぁ己の命が助かっただけでもよしとするか……」
 聞き耳判定(目標値29or36)に成功すると、行方不明者の全員が血のにおいに混ざってかすかにムスカリの香りを感じることだろう。しかし、近隣にムスカリが自生している所は無く、この場で香るのは不自然である。
 「あ、あー。ちょっと香水がキツかったかな? ごめんごめん」
 真偽判定(目標値27or34)成功でその言葉が嘘であることがわかる。冒険者達は最近仲間内で流行っている香水だというが、入手ルートなどを話そうとはしない。貴方達が言及しても「これは香水だ!」と声を荒げる。メイドも「相手は怪我人ですからあまり興奮させないでください、傷が開いたらどうするんですか」と冒険者達の味方をする
 RPにキリがついたら聞き耳判定(目標値31or38)を振らせること。成功すると悲鳴が聞こえる

剣を狙うもの

 悲鳴がしたほうへ走ると冒険者がそこかしこに倒れている。見識判定(目標値27or34)で確認すると傷は真新しく、鈍器によるものだとわかるだろう。
 「蛮族が……ここにある守りの剣を狙って……」
 「うぅ……盾越しに見えた瞳は、赤く、光っていた……あれは、吸血鬼だ!」
 メイドの話によると。このジークフリート邸には政府から譲り受けた守りの剣があり、蛮族を阻む結界が少なからずとも張られていたという。しかし、その在り処はジークフリート家の者にしか伝達されておらず、メイド達は案内できない。
 「貴方達、これは何事ですか?!」
 そこへ騒動を聞きつけたディアドラが駆けつける。守りの剣が狙われていることを話せば彼女は剣が安置されている場所まで案内をしてくれる。

駆けつけた先には

 守りの剣が安置されている場所まで貴方達が駆けつけると、五人の冒険者と、彼等と争っただろう痕跡。そして、砕かれた剣「だった」ものと、壁に背を預け荒い呼吸をしているジャンカルロの姿があった。

 「……奇妙だと思って尾行したらこのザマだ」
 「そいつらは行方不明だった冒険者に成り代わった蛮族だ、娘御に案内させて守りの剣を破壊しに来た」
 「交戦したが、かばいきれずに剣と娘御は……クソッ!!」
 魔物知識判定(目標値18/25)に成功すると冒険者だったものはリャナンシーアサシンであることがわかる。情報をまとめるとジャンカルロが交戦するも守りの剣は破壊され、案内したジャンヌもさらわれてしまった、ということだ
 ディアドラは状況にくず折れる。ユルディニアを護る守りの剣を失ったこと、大事な娘がさらわれてしまったこと。そして、目の前にいるジャンカルロをみて目を見開く。
 金色の瞳に宿る感情は まぎれもない“恐怖”
 「……何でアンタがここいるのよ」
 「ようやく傷が癒えたというのに! 今の夫と結ばれ、娘もできて、幸せになれたっていうのに!!」
 「あの襲撃からもう20年よ?! 民もここまで戻ってきたの!」
 「また私から全てを奪おうとするの?! この蛮族! 吸血鬼!! 私の全ての汚点!!!」
  ※ディアドラはジャンカルロに対してというより、20年前にユルディニアを支配した吸血鬼に対して憤慨
   している
   冷静さを欠いており、今目の前にいるのが吸血鬼とは別人であることに気付いていない
 「落ち着いてください奥様、ここには蛮族も吸血鬼もいないはずです!!」とメイドが制止するも、ディアドラの錯乱は落ち着かない
 「皆様、改めて依頼を。ジャンヌ様をお助けください!」「彼女は、奥様の大切なたった一人の娘なのです。どうか!」とメイド達が懇願する

ミッション:ディアドラの愛娘・ジャンヌを救助せよ!

守りの剣の間
 そこにあるのは五人の冒険者、負傷しているジャンカルロ
 ジャンカルロに事のなりゆきを改めて証言させることもできる
 「道中で娘御……ジャンヌといったか、あれが守りの剣にかけらを奉納したいといった冒険者達を案内していただろう? 奇妙に思った俺はこっそり一行の後をついていったんだ」
 「結果論だが相手は蛮族で、守りの剣を壊そうとしていた。剣とジャンヌをかばいながら戦闘することとあいなった」
 「相手の手数が想像より多くてな。かばいきれず、こうだ」
 「魔法の心得があったのだろうな。ジャンヌを抱え込んだと思ったらふっと姿をくらました」
 リャナンシーアサシンは基本死亡している。しかし、冒険者+精神(目標値27or34)に成功すれば一体だけ生き残りがいることにする。生き残りはジャンカルロが応急手当を行い、息を吹き返す。
 「……ハッ (ジャンカルロをみて)ベルヴェルク様、何故我々を攻撃したのですか?!」
 「……! ベルヴェルク様じゃ、な い……? しかしこの顔立ち、どうみても……」
 「くっ 殺せ! 私に人質としての価値などない」
 「邪魔な守りの剣は破壊した……この場にあるのが五人なら一人は報告に戻れたのだろうよ」
 「ふふ、我等が同胞。我等が君主の蹂躙が今宵に始まる! 屍(かばね)とのロンドが楽しみだ!!」
 「ベルヴェルク様は東方にある古城で機を待っておられる、たかが人族風情に止められるものか!!!」
東方の森
 植物はうっそうとしており、陰鬱な薄気味悪さを孕んだ森林地帯だ。現地民の話によると、ここは野伏の手を借りても道に迷う可能性があるという。吸血鬼がいる古城は、この森を抜けた先にある。
 地図作製判定を三回(目標値は順番に27or34、29or36、31or38 ※奥に進むに連れ難易度が上がっていく)成功することで古城に辿り着ける。
 PC全員が一回の判定に失敗すると「進軍している蛮族に見つかった」ということで、「k26」点の魔法ダメージを全員が受けることになる
東方の古城
 数百年ほどの歴史を感じる石造りの古城だ。周辺には蛮族による警邏があり、侵略の予兆なのだろうか、下卑た笑みを浮かべるそれらの武器は鈍い輝きを宿している
 冒険者+知力(目標値30or37)成功で人気のないタイミングを察知できる。そのタイミングに侵入できるかどうかは練技使用不可の冒険者+敏捷(目標値26or33)に成功する必要がある。もれなく失敗すると「敵襲! 敵襲――!!!」と叫んで攻撃を始め、「k26+15」点の物理ダメージを受けて古城に侵入することになる

クライマックス

 侵入した先は何の変哲もない廊下だった。恐る恐る覗き込むと蛮族の警邏があると同時にジャンヌを小脇に抱えたリャナンシーアサシンが奥へ進んでいくのがみえる。最奥には重々しい扉がひとつ、聞き耳判定(26or33)成功で会話が聞こえる。言語は魔法文明語

 「邪魔者の介入はありましたが守りの剣は破壊し、いつでも進軍できる状態です」
 「そうか、ご苦労」「ほかに報告事案は?」
 「……交戦した邪魔者ですが、気になることがひとつ」「その邪魔者というのが、その、……ベルヴェルク様に似た顔立ちをしておりまして」
 「俺と? ふーん……」
 特に作戦がないならジャンカルロが扉を開け、対峙することになる
 「……ほーん」ジャンカルロをみて「ホントだ、俺そっくりじゃねーか」
 「そういやユルディニアは道楽で支配していた時にそこにいた女とまぐわった事があったな。その時にできたのか? あー。そうかそうか、お前俺の子か。そら顔立ちも似るわな」
 「――嗚呼、自己紹介が遅れたな。俺の名はベルヴェルク、“禍を引き起こす者”ベルヴェルク。フラウ氏族に属するムスカリのノスフェラトゥだ」
 「そうか、道楽でまた陥落させようとした村に。障害として手前の血族が現れるか! はは、こいつぁ傑作だ!!」
 「いいねいいね、テンション上がってきた! 俺もただ蹂躙するだけってのは正直な話つまらないと思ってたんだ。この障害を叩き潰して、成り代わらせて、あそこのやつらに真の絶望とやらを舐め尽くさせてやろうじゃねぇか!!!」
 戦闘に勝利せよ

今回の敵 一覧

 「禍を引き起こす者」ベルヴェルク 1体(敵後方)
 ヴァンパイアムスカリ 2体(片方は敵後方、もう片方は乱戦)
 リャナンシーアサシン(キャスター) PC人数−1体(最低1 乱戦)
「禍を引き起こす者」ベルヴェルク(ヴァンパイアムスカリオリジン)
 モンスターレベル26 かけら26個入り 固定値
 知能:測定不能 知覚:五感(暗視)&魔法 反応:敵対的
 言語:すべて 生息地:不明
 知名度/弱点:27/40 弱点:物理ダメージ+2
 先制:34 移動:31/62(飛行)
 生命抵抗:43 精神抵抗:43

 細剣 命中41 打撃2d+28 回避39 防護29 HP:419 MP:315

  ○通常武器無効
  ○毒、病気、精神効果無効
  ○2回行動
  ○飛翔供淵好董璽織垢鵬談)
  ○再生=17点

  ○吸血鬼の身体
   太陽の下にいる限り手番終了時に「17」点の魔法ダメージを受けます
   このダメージはいかなる効果でも軽減できません
   さらに命中・回避に-2 通常武器無効・再生をうしなう

  □〆魔法適性=すべて
  〆真語魔法、操霊魔法、神聖魔法(ツァイデス)20レベル/魔力29(36)

  ○ムスカリの舞う陣
   自身を中心に半径30mの範囲内では自身と自らの眷属であるキャラクターは
   すべての行為判定に+3
   また【ヘイスト】の効果を受け、「○毒、病気、精神効果無効」を得る
   この能力はベルヴェルクの手番開始時に自動的に発生する

  ▼三連突き
   細剣の攻撃が命中した時、この特殊能力か「▼吸血鬼」かを選べる
   これを選んだ場合ダメージ決定を三回行い、そのすべてを相手に与えることができる

  ▼吸血鬼
   これを選んだ場合、対象に噛みついたことになる
   ダメージが「2d+38」点となり、適用ダメージと同じだけベルヴェルクはHPを即座に
   回復する
   この効果でHPが「0」以下になった場合、生死判定に-20のペナルティ修正を受ける
   死亡した場合、対象は即座に穢れ「5」になり、ブラッドサッカーとして動き出す
   ベルヴェルクは7日「▼吸血鬼」の能力を使わなければHPMPの最大値が「10」減少し
   「○再生」をうしなう
   HPMPの減少は累積するが、「▼吸血鬼」を使うと即座に解消される

  ☆眷属召喚
   リャナンシーアサシンを一体召喚する
   召喚されたアサシンはベルヴェルクと同じ場所に現れ、即座に移動と動作を行える
   3分(18R)経過したらその場から消え去る
   この効果は1Rに一度しか使えず、使用するとMPが20点減少する

  ☆コウモリ化
   しないので割愛

  ○復活
   魔物知識判定で達成値が弱点値以上でなかった場合、倒しても7日後に完全な姿で
   復活する
「禍を引き起こす者」ベルヴェルク(ヴァンパイアムスカリオリジン) ※15レベルキャップ版
 モンスターレベル23 かけら23個入り 固定値
 知能:測定不能 知覚:五感(暗視)&魔法 反応:敵対的
 言語:すべて 生息地:不明
 知名度/弱点:24/37 弱点:物理ダメージ+2
 先制:31 移動:31/62(飛行)
 生命抵抗:40 精神抵抗:40

 細剣 命中38 打撃2d+25 回避36 防護26 HP:389 MP:306

  ○通常武器無効
  ○毒、病気、精神効果無効
  ○2回行動
  ○飛翔供淵好董璽織垢鵬談)
  ○再生=17点

  ○吸血鬼の身体
   太陽の下にいる限り手番終了時に「17」点の魔法ダメージを受けます
   このダメージはいかなる効果でも軽減できません
   さらに命中・回避に-2 通常武器無効・再生をうしなう

  □〆魔法適性=すべて
  〆真語魔法、操霊魔法、神聖魔法(ツァイデス)20レベル/魔力26(33)

  ○ムスカリの舞う陣
   自身を中心に半径30mの範囲内では自身と自らの眷属であるキャラクターは
   すべての行為判定に+3
   また【ヘイスト】の効果を受け、「○毒、病気、精神効果無効」を得る
   この能力はベルヴェルクの手番開始時に自動的に発生する

  ▼三連突き
   細剣の攻撃が命中した時、この特殊能力か「▼吸血鬼」かを選べる
   これを選んだ場合ダメージ決定を三回行い、そのすべてを相手に与えることができる

  ▼吸血鬼
   これを選んだ場合、対象に噛みついたことになる
   ダメージが「2d+32」点となり、適用ダメージと同じだけベルヴェルクはHPを即座に
   回復する
   この効果でHPが「0」以下になった場合、生死判定に-20のペナルティ修正を受ける
   死亡した場合、対象は即座に穢れ「5」になり、ブラッドサッカーとして動き出す
   ベルヴェルクは7日「▼吸血鬼」の能力を使わなければHPMPの最大値が「10」減少し
   「○再生」をうしなう
   HPMPの減少は累積するが、「▼吸血鬼」を使うと即座に解消される

  ☆眷属召喚
   リャナンシーアサシンを一体召喚する
   召喚されたアサシンはベルヴェルクと同じ場所に現れ、即座に移動と動作を行える
   3分(18R)経過したらその場から消え去る
   この効果は1Rに一度しか使えず、使用するとMPが20点減少する

  ☆コウモリ化 しないので割愛

  ○復活
   魔物知識判定で達成値が弱点値以上でなかった場合、倒しても7日後に完全な姿で
   復活する
ヴァンパイアムスカリ
 モンスターレベル20 固定値
 知能:高い 知覚:五感(暗視) 反応:敵対的
 言語:ドレイク語、汎用蛮族語、魔法文明語 生息地:不明
 知名度/弱点:22/28 弱点:物理ダメージ+2
 先制:27 移動:27/54(飛行)
 生命抵抗:33 精神抵抗:33

 爪 命中32 打撃2d+22 回避34 防護22 HP:180 MP:180

  ○通常武器無効
  ○毒、病気、精神効果無効
  ○飛行(ステータスに加味)
  ○再生=10点
  ○吸血鬼の身体

  □〆魔法適性
   魔法誘導、魔法収束、魔法制御、魔法拡大/数・距離・時間・範囲
   ルーンマスター、マルチアクション、ワードブレイク

 〆真語魔法、操霊魔法、神聖魔法(ツァイデス)15レベル/魔力25(32)

  ▼双爪
   ダメージ決定を二回行い、その両方を対象に与えることができる
   「▼吸血鬼」と選択可

  ▼吸血鬼
   ダメージが「2d+30」点、生死判定のペナルティが「-15」であることを除けば
   ベルヴェルクの説明と同じ

  ☆コウモリ化
   しないので割愛

  ○復活

リャナンシーアサシン(キャスター)
 モンスターレベル15 固定値
 知能:高い 知覚:五感(暗視) 反応:敵対的
 言語:交易共通語、汎用蛮族語、ノスフェラトゥ語、魔法文明語、妖精語 生息地:さまざま
 知名度/弱点:18/25 弱点:命中+1
 先制:22 移動:20
 生命抵抗:26 精神抵抗:29

 爪 命中28 打撃2d+16 回避27 防護16 HP:108 MP:135

  □〆魔法適性
   魔法誘導、魔法収束、魔法制御、魔法拡大/数
   ルーンマスター、マルチアクション、ワードブレイク

  〆マギテックを除く魔法技能1つ 13レベル/魔力18(25)

  密偵の心得
   守りの剣の効果を受けない

戦闘中RP参考セリフ

 「いやぁしかし、随分と俺に似た顔立ちで育ったもんだ。あの女、さぞやお前を嫌ったんじゃないのか?」
 「戯言をっ 喋れなくなるよう、その口をつぶしてやろうか!!」
 「戯言ねぇ、俺は純粋に疑問投げかけただけだぜ? じゃぁ何よ、お前、あの女に愛されているっていう確信はあるのか?」
 「……ッ?!」
 「アサシンが小脇に抱えたガキみて思い出した。あの女、そういやあんな色してたなぁ。何だ、娘か? てことはお前の異父妹ってとこか? 最初に生まれたお前差し置いて、男作って? そいつは新たな家庭を築いていたわけか。はは、ウケる」
 「ほざけ、吸血鬼が! 俺に舌戦が通じると思ったのか?!」
 「ひでぇなぁ。俺はお前を心配してるんだぜ? なぁ、お前、本当にあの女に愛されたのか? 必要とされてるのか?」
 「……ッ」
 「何だ、愛されてる。必要とされてるっていう確信はねぇのか? 言葉がつまってるぜ、息子よ」
 「! 父親面するな!! 俺は、貴様のような蛮族を屠るために今まで……ッ」
 「話の根幹からズレてるぜ? ずっと不安なんだろ? 不安だから、話ズラして目を背け続けるんだ」
 「な……?!」
 「恋して、ひとつになって、子供産んで、ようやくソイツにとって待ち焦がれた、手前の傷を抉らない理想の幸せ。そんな場所に、自分はいていいのだろうか? おそらく彼女にとって最大の汚点(トラウマ)である男と同じ顔をもつ自分は、果たしてその理想郷に佇むにふさわしいか?」
 「……」
 「ねぇんだよ! ソイツにとっての理想郷に、お前の居場所なんて最初からな!!」

 「お前は結局アイツに利用されただけの道具でしかねぇんだよ! アイツが愛する子供っつーのは、このガキただ一人なんだよ」
 「…………」
 「俺の所に来い、息子。こっち側につくってんなら、俺はお前を歓迎する。俺は、お前を息子として愛するし、必要とするし、今まで飢えてた部分を与えてやれるぜ?」
 「……」「……貴様の元にいけば、俺は幸せになれるとでも?」
 「少なくとも、あの女の下にいるよりかは幸せになれるさ」
 「――とんだ誤算をしたものだな、吸血鬼」

 「俺は! 最初から! 手前の幸せなぞ度外視している!!!」

 「道具として利用されているだけ? 結構! 俺は穢れを屠る剣だ! 他者を護るための盾だ! それ以外の人生など考えた事もないし、教えてもらえなかった! これからも考えることはそうないだろう!!」
 「だが! それであの人が今後古傷(貴様)に怯えず笑って過ごせるというのなら、俺はこの姿を隠して生きよう! そうすることであの人が幸せになれるというのなら、俺は俺を否定して今生を過ごそう!」
 「俺の望みはただ一つ、あの人が日向で笑み浮かべ過ごすことだ! 愛する人と結ばれ、その人との間に子供をもうけて、理想郷を築いていると言うのなら、古傷(貴様)に怯え憎み縛られていたあの時の彼女から変わっているというのなら! 俺はとうの昔に満たされている!!」

 「……」
 「はは、あははっ はーはっはっはっはっ!! こいつは滑稽なほどの自己犠牲だ、泣けてくるね!!!」
 「大切な人が幸せになるためなら自分さえも捨て駒にするか。結構! なら正面からその幸せ砕いてやるよ」
 「村に戦禍を巻き起こしてやる、民を蹂躙してやる、その肉体に癒えぬ傷を与えてやる、女にとって大切な世界というものをこれでもかと破壊してやる!!」

エンディング

 村を蹂躙しようとした吸血鬼は倒れ、かすかにムスカリの花香る灰となる。灰になる直前、ジャンカルロを一瞥する彼の笑みは悪辣としたものではなく、まるで我が子を案じる父親のそれみたいだった。
 「           」
 最期に彼は言葉を紡ぐ。しかし、最期の言葉を記憶した者は誰もおらず。その場に広がるは静寂ただひとつ。古城にいた蛮族は君主がいなくなったことで混乱を極め、貴方達に倒されやがてそこには誰一人いなくなるだろう。古城の地下牢には行方不明になっていた冒険者達が囚われていた
 行方不明者とジャンヌを救い出した貴方達。ディアドラは彼女の生還を喜び、貴方達に感謝の言葉を繰り返し告げる。行方不明者もリャナンシーの血を飲むことで回復し、事件は解決の方向に進む。

 翌朝、報酬を受け取った貴方達はジャンカルロの案内で帰路につく。
 彼は最後にディアドラを一瞥する。夫を愛し、娘を慈しみ、民を導く彼女の姿を。父への憎しみから解き放たれ幸せになろうと動く彼女の姿を。
 寂しくないといえば嘘になる心情を抱え、貴方達に向き直る
 「いこう。団長に、今回の事件の報告をせねば」

余談

 ムスカリ:ツルボ亜科ムスカリ属の植物の総称。別名「ブドウヒアシンス」
      鮮やかな青紫色の花が主だが、近年白色やコバルト色の花を咲かすものも出ている
      東南アジアあるいは地中海沿岸地方が分布の中心
      日本には30数年前頃から市場に出回り、人気品種となり公園でみかけるものもある
      花言葉は「失望」「失意」「絶望」または「寛大なる愛」「あかるい未来」「通じ合う心」

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